今から25年前ほどに汎用インクを手掛けた経験から
汎用インクのおすすめとトラブルなど気をつける必要があるところを
紹介したいと思います
汎用インクと対なのが純正インクといえます
なのでメーカーとはVSと思っていた方がいいです
汎用インクとは
メーカーとは違うブランドなしのインクです
なぜこれができるかというとインクカートリッジの金型をもってる
業者があってそれを流用できるからです
純正インクカートリッジといっても見た目はそんなに複雑な形をしていません
やろうと思えば利益をとれるのが汎用インクといえます
昔は汎用インクという呼び方でしたが
今では互換インクの方が名前としては有名じゃないんでしょうか
最近は収まっていますが過去には汎用インク(互換)で
汎用インクの業者とメーカーで裁判も起こっていましたね
先にも触れたように私も汎用インクを手掛けたことがあったのですが
汎用インクを完成までして販売してたのですが
納入先は事務器店がメインでした
それを聞きつけた某メーカーに訴えられそうになりました
そこで撤退することに決めました
当時はメーカーの方がはるかにパワーバランスで上でしたので
仕方ないのかなって今でも思います
インクカートリッジの特許侵害・・・という感じです
汎用インクのおすすめ
汎用インクでおすすめとなるとこれはもう価格しかありません
他には何もないです
どうでしょう業者にもよりますが1/3ぐらいの価格になるのでしょうか
しかも汎用インクは純正のように使えますので詰め替えと違って
戸惑うことはありません
※詰め替えインクは手が汚れたり時間がかかります
インクは単価は1,000円ほどであってもその内容量は少ないです
印字以外でもクリーニングでも消費しますので純正インクでも直ぐになくなります
中身は違いますが書道の墨汁が250mlで100円とすると
相当な差に感じます
汎用インクのおすすめは価格であります
汎用インクのトラブル
汎用インクにはデメリットがあります
品質はやはり問題あり
純正とは違います
なので汎用インクの新品に交換しても認識しないトラブルがあります
TIPの書き換えが悪いのか通電が鈍いのかサイズが甘いのかよくあります
新品の汎用インクに交換しても本体でインクが検知できないという機種もあります
インクの残量表示がいい加減なこともあります
こういう問題があって故障で依頼すると本当の原因追及ではなく
インクが海賊版だったからというメーカー返答の可能性もある
メーカーの本体の説明書なんかでも純正インクをおすすめします。
性能を発揮するには純正インクを使う必要があると
初めはやさしめに記載していますが
小さな字でこんなことも書いています
純正品以外のインクを使用してプリンター本体の影響を及ぼしたり
印刷品質の低下が低下して本来の性能を発揮できない
純正インク以外のご使用での不都合や故障は保証期間内であっても
有償修理になる場合があります。と
汎用インクのトラブルで印字が出来ないと業者に連絡する
業者は小企業も多いので安心感は少ないです
そして仮に速やかに交換手続きになったとしても電話、配送など
その印字は数日出来ない可能性があるので要注意です
汎用インクはトラブルになるとちょっと面倒です
汎用インクのまとめ
汎用インクは自己責任というのは仕方ありません
メーカーにとっての純正インクが汎用品を使われるのは死角問題です
メーカーは複合機を安めに卸してもインクがあるから経営が安定する
そして我々が高いと思っても価格体系が崩れないのです
いや崩せないというのが正解でしょうか
上場企業、従業員が多い、株主・・・経営を安定させる必要があります
それがインクだということでしょうか!?
汎用インクを使いたいユーザーさんはリスク管理が重要です
例えば 1円安い汎用インクより会社を見る方がいいでしょう
もしくは小さくても社長の顔が見えるような業者のようなところ
それとインク情報をネットで調べることがあると思うんですが
よく純正ではなく汎用インクや詰め替えを価格で押すようなサイトは
信用できないと思います
購入1年も経ってない複合機に汎用インクはオススメはしません
保証の効力がなくなる可能性もあります。