ブラザーからLC414の新インクが登場しました
ブラック・シアン・マゼンダ・イエローの4種です
ブラックが顔料でカラーは染料です
インクには純正はじめ互換、詰め替え、リサイクルと数種存在します
複合機やインクに携わって30年以上の筆者がLC414インクを詳しく解説します
LC414インク純正
「ブラックからシアン・マゼンダ・イエロー順での純正インクですが
ブラックは約2,500枚でカラーは約1,500枚」
LC414インクも純正が基本だと思います
ただ純正は高価ですね
年賀状でも多めに刷るともう無くなったのって感じることも度々
メーカーの立場からだと純正は利益の源です
上場している大企業であるメーカーは株主、配当、黒字の確保や
社員の給料など安定した利益が必要です
なのでこのインクビジネスは相当助かっているハズです
そしてメーカーのすそ野は意外と広いのです
これは一例ですがインクの販売網と価格の仕組みが出来上がってるといえます
この純正インクに対抗ということで
詰め替えインクや互換、リサイクルというメーカーと対の業者が存在します
LC414インク互換
互換インクはメーカーとは対の業者が新品として販売するもので
海賊版といえばわかりやすいでしょうか
純正品と同じように使えるので面倒なところはありません
互換インクのいいところは価格です
純正に比べると互換はこのように半値以下になります
そしてデメリットも多いのは見逃せません
- 品質に問題がある場合、初期不良など
- メーカーと対なので故障の時にトラブルに巻き込まれかねない
- 互換業者は小企業が多い
- 初期不良で業者の対応が良くても手続きや配送をしないといけないので面倒であったり業務がストップすることも
LC414インク詰め替え
詰め替えインクは一番価格が安い可能性があります
ただ詰め替えもデメリットがあります
先の互換とダブるところも多いです
詰め替え独自で面倒なのは自分で液をカートリッジを挿入するところ
手が汚れる可能性があったり地面を汚さない段取りも必要です
LC414詰め替えと互換インクはどっちがいいのか
どちらもメーカーとは対です
面倒なのが嫌なら互換価格を追求や液の容量を自由にしたいなら詰め替えでしょうか
LC414リサイクルインク
リサイクルインクとは
メーカーとの対の業者が純正カートリッジの使用済み空を集めて
海外に持っていってクリーニングや選別をして日本でリサイクル品として販売するものです
郵便局で空カートリッジの集める箱を置いてるのを見かけませんか
わかりやすくいうと中古品といえそうです
リサイクルインクは集める、海外、人件費、輸送代とかなりお金がかかるので
インクの値段は安くはありません中途半端といえます
安さを目指すならリサイクルインクでは役不足です
リサイクルインクの最大のデメリットは値段と
色んな機種のインクを揃えれないところといえます
リサイクルインクはエコリカという業者が有名です。
最近エコリカという業者はキャノンを提訴しています
インクカートリッジのチップをメーカーが触れなくして
エコリカが商売出来ないという内容です
もう役割は終了したのかもしれません!?
LC414インクのまとめ
LC414インクは新製品なので互換や詰め替えはまだ見当たりません
なので現状は高品質な純正が最有力となります
純正以外の業者は対なので裁判で争ったりしていた過去があります
純正以外は自己責任になります
だから個人的に思うのは詰め替えインクや互換を使うなら
1円安い業者を追求するのではなく知られてる大手の会社や
小さくても社長の顔が見えるところがいいのではないでしょうか
例えばビジネスでインクジェット複合機を使っていて
互換インクが初期不良だったら仕事がストップするかもしれないし
その不良インクの交換で送ったり運んだり揉めたりって煩わしさもあるかもしれません
純正以外はリスク管理も必要です
インクには染料インクと顔料インクがあります
染料インクは表面に染み込ませます
顔料インクは用紙の表面に付着します
だから染料インクは光沢紙へ印刷する場合用紙の質感がそのまま印刷結果に
光沢感のある写真印刷が可能ですコピーや文章にも印刷できるので幅広い活躍できます
逆に顔料インクは先の説明よりインクが用紙に染み込みにくいわけです
だからインク径が広がらずよりくっきりとした印刷が可能となります
他にも
顔料インクはオゾンや光に分解されにくく変色しにくい耐水性が高い水濡れでもにじみにくい特性です
インクには黒が2色あったりするのは
顔料インクと染料インクで永年維持することや発色のいいとこどりをってことです
今回ブラザーもとうとう顔料や染料を使い分けを始めました
これはいい事だと思います
メーカーのカタログや取説を見てると純正インクを使用することによって
最大限の色を出すことができると記載されています
また純正を使わないで印字すると機械のトラブル原因というような記載もあります。
LC414インクの純正で激安な価格で手に入れることは難しいです
先に説明した通り価格体系は固まっています
例えばかなりハードルは高いですがメーカーと直接購入する
個人的に過去にはOEM向けのインクの話がありましたが1個単価が低いので送料など考えると難しいと断念したこともあります