年賀状とインクの関係

年賀状作成とインクジェット複合機で使うインクの説明

G1030インクの激安を純正、互換、詰め替えの比較【2024年】

キヤノン Canon 純正 インクボトル GI-35 BK ブラック

キャノンから2023年新発売インクジェット複合機G1030ですが消耗品は4色のブラック・シアン・マゼンダ・イエローで構成されていますがこのインクはギガタンクモデルです

 

ギガタンクは色域にこだわるというよりも大量印字に備えて印字コストを抑えたい方向けの商品です

 

インクには純正はじめ互換、詰め替え、リサイクルといくつか存在します

複合機やインクに携わって30年以上の筆者がG1030インクを詳しく解説します

 

 

G1030インク純正

GI-35BK(ブラック)こちら>>

GI-35C(シアン)こちら>>

GI-35M(マゼンダ)こちら>>

GI-35Y(イエロー)こちら>>

 

G1030インクはGI-35シリーズとなります

顔料タイプです

 

G1030インクは純正が基本だと思います

ただ高品質だけど高価であるのは間違いありません

 

メーカーからの立場でいうと純正の消耗品は利益の源です

 

インクジェット複合機のメーカーは上場している企業が多いと思いますが赤字は出せないし株主、配当多くの社員の給料など安定した利益が必要です

 


なので純正インクが高価なのは外せないものとなっています

そしてメーカーの販売網や裾野は意外と広いのです

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このような事からインクの販売価格は確立しています

だから高い設定にならざるを得ない


この純正インクに対抗として詰め替えや互換、リサイクルインクというものがあります

ただメーカーとは対であることは忘れてはいけません

 

 

G1030インク互換

互換インクはメーカーとは対の業者が汎用の商品を販売します

当然純正ではないので海賊版と呼ばれることも

 

純正品とおなじように使えます

互換インクのメリットは価格です

純正インクの半値以下になります

 

 

ただ互換インクにはデメリットが多いので要注意です

  • 純正品ほど高品質ではありません
  • メーカーと対なので故障時など修理で互換インクのせいにならないとは限らない
  • 互換業者は小企業が多い
  • 例えば初期不良で業者が対応してくれても手続きや交換作業で業務が遅れたり面倒な作業が増える

 

jetprinterink.doorblog.jp

 

G1030インク詰め替え

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詰め替えインクは非純正インクの中でも一番激安価格の可能性があります

ただ詰め替えもデメリットがあります

 

先の互換とダブるところも多いですが詰め替えインクの特有デメリットは自分で液をカートリッジを挿入しないといけませんなので手が汚れる可能性があったり地面を汚さない段取りも必要です。例えば新聞を敷いたりプラスティックのような中で詰め替え作業を行うなど

 

 

G1030で詰め替えと互換インクはどっちがいいのか

どちらもメーカーとは対です

 

G1030はエコタンク搭載モデルなので純正が詰め替えのような仕組みの為標準のインクジェット複合機のインクのように価格的な魅力が薄れるかもしれないのと業者が発売するかどうかは現時点ではわかりません

 

 

G1030リサイクルインク

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リサイクルインクとは

メーカーとは対の業者が純正のインクカートリッジの使用済みの空を集めて(量販店や施設で空を集める箱を見たことあると思います)海外に持っていて洗浄クリーニングや破損の選別をしますそして液を挿入に日本でリサイクルとして販売しています

 

エコリカという業者が有名です

 

リサイクルのメリットは価格ですが純正よりは安いですが互換や詰め替えほど安くありません理由は海外輸送、人件費など経費がかかりますなのでインクの値付けが中途半端になります

 

 

価格を追求でいうなら互換や詰め替えになります

 

リサイクルインクのデメリットは思ったほど価格が安くない事と機種が限られてくることです機種を絞らないと利益が出にくいので互換や詰め替えに比べて使用できる機種が少ない 

 

最近エコリカという業者はキャノンを提訴しています

インクカートリッジのチップをメーカーが触れなくしたことによってエコリカが商売出来ないという内容です

メーカーも利益確保に必死ですがエコリカのような小さな手間のかかる商品を販売するところはもっと必死です

 

今回のギガタンクのようなタイプはリサイクルインクは出る幕がなさそうですが・・・

 

G1030インクのまとめ

Canon デジタルカメラ PowerShot G15 約1210万画素 光学5倍ズーム PSG15

G1030のインクは現在純正のみしか確認出来ません

ギガタンク搭載は詰め替えや互換インクに対抗するものにも見えなくはありません

 

ちなみにメーカーは互換品や詰め替えは対なのでエコリカのように裁判で争った過去があります


純正以外の使用は自己責任となります

 

だから純正以外の互換を詰め替えを使うなら1円でも安い業者ではなく

大手の会社や小さいくでも社長の顔が見えるようなところがいいのではないでしょうか


インクには染料と顔料があります

 

染料インクは表面に染み込ませるイメージ

顔料インクは用紙の表面に付着します

 

だから染料インクは光沢紙への印刷刷る場合に用紙の質感がそのまま印刷結果に

光沢感のある写真印刷が可能です。

コピーや文章にも印刷できるので幅広い活躍ができます


では顔料インクは

インクが用紙に染み込みにくいわけですだからインク径が広がらずよりくっきりとした印刷が可能となります

 

他にも顔料インクはオゾンや光の分解がされにくいので変色しにくい耐久性や水濡れでも滲みにくい特性だといえます

 

 

メーカーのカタログや取説を見てると純正インクを使用することによって最大限の色域を出せることが記載されています
他にも純正を使わないで印字すると機械のトラブルの原因というような記載もあります

 

メーカーも非純正インクにおいてかなり悩まされているのが伺えます

 

G1030インクでも純正を激安価格にするのはハードルが高いです

 

純正インクを激安にするにはメーカーと直で交渉するような高度な商談が必要かもしれませんが一般的ではありません

 

純正インク以外を使うにはリスク管理は必要

 

純正インクではなく互換品が裁判で勝つ

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2021年9月30日裁判の判決が東京地裁であった

 

インクジェットプリンターの設計を変えて純正品のインクしか使えないようにしたと

互換品カートリッジを販売するエレコムなどがブラザー工業を相手取り

設計変更の差し止めと約1,500万円の賠償を求めた訴訟

 

 

裁判長は設計変更が独占禁止法違反(不公平な取引方法)にあたると認めた

約150万円の賠償をブラザーに命じたというもの

 

 

この裁判の内容ですが

ブラザーは2018年12月以降製造販売したプリンターについて

インクの読み取り機能の設計を変更し互換品を認識しないようにした

 

プリンター製造のメーカーはプリンターや複合機の本体を抑え

利益率の高い純正品インクを継続購入してもらうことで収益を上げていると指摘

 

互換品が売れれば売れるほどメーカーの経済的打撃が大きくなると説明

そのうえでブラザーの設計変更の目的は互換品の販売を困難にするためとし

消費者が純正品を購入せざるを得ない状況になった事を認めた

 

このため設計変更は正当性はなく市場での公正な競争を阻害する恐れがある

不当な抱き合わせ販売だと判断

 

また設計変更で使えなくなった互換インクをエレコムが破棄しなければならなかった

事情などふまえブラザーに賠償責任があると認めた

 

 

ブラザーにしては厳しい判決になりましたね

この手の裁判はメーカー有利な判決多いんですが消費者にとっては

互換はじめ選択肢が多いのは歓迎です

 

純正インクは高すぎるのはある

だから互換や詰め替えインクに流れる事が以前より増しているハズ

純正インクと詰め替えだったら感覚だけど1/5ほどになりそう

 

今回独占禁止法だけど特許侵害というような方法でメーカーも対抗するかもしれない

なんといってもインクという消耗品はメーカーの根幹ですからね

我々消費者はこれからも動向を見守る必要ありそうです。

 

非純正インク業者も純正と比べて本体の耐久性は同じなのか証明してほしいものです

メーカーはこの耐久性を逆手にとってもし非純正インクを使う事によって本体のヘッドなどの耐久が落ちるならここをPRして巻き返すのもあるかもしれません

TS6630インクの激安を純正、互換、詰め替えの比較【2023年】

キヤノン Canon 純正 インクカートリッジ BC-385 ブラック BC-385

キャノンから2023年新発売インクジェット複合機TS6630ですが消耗品は4色のブラック・シアン・マゼンダ・イエローで構成されていますがこのインクはブラックは独立ですがカラーは3色一体型となっています

 

ブラックと3色カラー一体型に各増量タイプも存在します

 

インクには純正はじめ互換、詰め替え、リサイクルといくつか存在します

複合機やインクに携わって30年以上の筆者がTS6630インクを詳しく解説します

 

 

TS6630インク純正

BC-385ブラックこちら>>

BC-385XL増量ブラックこちら>>

 

BC-386カラー一体型こちら>>

BC-386カラー一体型増量こちら>>

 

 

TS6630インクも純正が基本だと思います

ただ高品質だけど高価であるのは間違いありません

 

メーカーからの立場でいうと純正の消耗品は利益の源です

 

インクジェット複合機のメーカーは上場している企業が多いと思いますが赤字は出せないし株主、配当多くの社員の給料など安定した利益が必要です

 


なので純正インクが高価なのは外せないものとなっています

そしてメーカーの販売網や裾野は意外と広いのです

f:id:nenink:20201009145932p:plain

 

このような事からインクの販売価格は確立しています

だから高い設定にならざるを得ない


この純正インクに対抗として詰め替えや互換、リサイクルインクというものがあります

ただメーカーとは対であることは忘れてはいけません

 

 

TS6630インク互換

互換インクはメーカーとは対の業者が汎用の商品を販売します

当然純正ではないので海賊版と呼ばれることも

 

純正品とおなじように使えます

互換インクのメリットは価格です

純正インクの半値以下になります

 

 

ただ互換インクにはデメリットが多いので要注意です

  • 純正品ほど高品質ではありません
  • メーカーと対なので故障時など修理で互換インクのせいにならないとは限らない
  • 互換業者は小企業が多い
  • 例えば初期不良で業者が対応してくれても手続きや交換作業で業務が遅れたり面倒な作業が増える

 

TS6630の互換インクは現在調査中です。

 

TS6630インク詰め替え

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詰め替えインクは非純正インクの中でも一番激安価格の可能性があります

ただ詰め替えもデメリットがあります

先の互換とダブるところも多いですが詰め替えインクの特有デメリットは

 

 

自分で液をカートリッジを挿入しないといけませんなので

手が汚れる可能性があったり地面を汚さない段取りも必要です

新聞を敷いたりプラスティックのような中で詰め替え作業を行うなど

 

 

TS6630で詰め替えと互換インクはどっちがいいのか

どちらもメーカーとは対です

面倒なのが嫌なら互換インクを液を自由に好きなタイミングや量をしたりなら詰め替え

 

TS6630詰め替えインクは現在調査中です。

 

TS6630リサイクルインク

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リサイクルインクとは

メーカーとは対の業者が純正のインクカートリッジの使用済みの空を集めて(量販店や施設で空を集める箱を見たことあると思います)海外に持っていて洗浄クリーニングや破損の選別をしますそして液を挿入に日本でリサイクルとして販売しています

 

エコリカという業者が有名です

 

リサイクルのメリットは価格ですが純正よりは安いですが互換や詰め替えほど安くありません理由は海外輸送、人件費など経費がかかりますなのでインクの値付けが中途半端になります

 

 

価格を追求でいうなら互換や詰め替えになります

 

リサイクルインクのデメリットは思ったほど価格が安くない事と機種が限られてくることです機種を絞らないと利益が出にくいので互換や詰め替えに比べて使用できる機種が少ない 

 

最近エコリカという業者はキャノンを提訴しています

インクカートリッジのチップをメーカーが触れなくしたことによってエコリカが商売出来ないという内容です

メーカーも利益確保に必死ですがエコリカのような小さな手間のかかる商品を販売する会社はもっと必死です

 

TS6630インクのまとめ

TS6630はのインクは新製品なので純正は当然供給出来るのですが互換や詰め替えインクは現在まだ発売されていません

 

メーカーは互換品や詰め替えは対なのでエコリカのように裁判で争った過去があります


純正以外の使用は自己責任となります

 

だから純正以外の互換を詰め替えを使うなら1円でも安い業者ではなく

大手の会社や小さいくでも社長の顔が見えるようなところがいいのではないでしょうか


インクには染料と顔料があります

 

染料インクは表面に染み込ませるイメージ

顔料インクは用紙の表面に付着します

 

だから染料インクは光沢紙への印刷刷る場合に用紙の質感がそのまま印刷結果に

光沢感のある写真印刷が可能です。

コピーや文章にも印刷できるので幅広い活躍ができます


では顔料インクは

インクが用紙に染み込みにくいわけですだからインク径が広がらずよりくっきりとした印刷が可能となります

 

他にも顔料インクはオゾンや光の分解がされにくいので変色しにくい耐久性や水濡れでも滲みにくい特性だといえます

 

 

メーカーのカタログや取説を見てると純正インクを使用することによって最大限の色域を出せることが記載されています
他にも純正を使わないで印字すると機械のトラブルの原因というような記載もあります

 

メーカーも非純正インクにおいてかなり悩まされているのが伺えます

 

TS6630インクでも純正を激安価格にするのはハードルが高いです

 

純正インクを激安にするというか少しでも安くするならメーカーと直で交渉するような高度な交渉術が必要ですがまとめるのは極めて困難だと思います。

 

純正インク以外を使うにはリスク管理は必要

 

純正インクではなく互換品が裁判で勝つ

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2021年9月30日裁判の判決が東京地裁であった

 

インクジェットプリンターの設計を変えて純正品のインクしか使えないようにしたと

互換品カートリッジを販売するエレコムなどがブラザー工業を相手取り

設計変更の差し止めと約1,500万円の賠償を求めた訴訟

 

 

裁判長は設計変更が独占禁止法違反(不公平な取引方法)にあたると認めた

約150万円の賠償をブラザーに命じたというもの

 

 

この裁判の内容ですが

ブラザーは2018年12月以降製造販売したプリンターについて

インクの読み取り機能の設計を変更し互換品を認識しないようにした

 

プリンター製造のメーカーはプリンターや複合機の本体を抑え

利益率の高い純正品インクを継続購入してもらうことで収益を上げていると指摘

 

互換品が売れれば売れるほどメーカーの経済的打撃が大きくなると説明

そのうえでブラザーの設計変更の目的は互換品の販売を困難にするためとし

消費者が純正品を購入せざるを得ない状況になった事を認めた

 

このため設計変更は正当性はなく市場での公正な競争を阻害する恐れがある

不当な抱き合わせ販売だと判断

 

また設計変更で使えなくなった互換インクをエレコムが破棄しなければならなかった

事情などふまえブラザーに賠償責任があると認めた

 

 

ブラザーにしては厳しい判決になりましたね

この手の裁判はメーカー有利な判決多いんですが消費者にとっては

互換はじめ選択肢が多いのは歓迎です

 

純正インクは高すぎるのはある

だから互換や詰め替えインクに流れる事が以前より増しているハズ

純正インクと詰め替えだったら感覚だけど1/5ほどになりそう

 

今回独占禁止法だけど特許侵害というような方法でメーカーも対抗するかもしれない

なんといってもインクという消耗品はメーカーの根幹ですからね

我々消費者はこれからも動向を見守る必要ありそうです。

 

非純正インク業者も純正と比べて本体の耐久性は同じなのか証明してほしいものです

メーカーはこの耐久性を逆手にとってもし非純正インクを使う事によって本体のヘッドなどの耐久が落ちるならここをPRして巻き返すのもあるかもしれません